B2−1
B2-1 14:15-14:45
Maas/自動運転 最新動向



10年前は高価でまだ誰もが手にできるとは言えなかった制御を伴うハードウェアが、テクノロジーの民主化により誰もが手にできるようになりつつあります。たとえば、Maasの分野。大手自動車メーカーが牽引してきた自動運転の技術は、いまや物流ロボットやMaasなどの分野にも拡がり、私達も普段目にしたり、利用したりするシーンも増えてきています。
本セッションでは、ハードウェアスタートアップとして電動のパーソナルモビリティ「WHILL」を展開、そして昨年Maas事業への参入、2019年のCESでは自動運転モデルを発表し、生活に根付いた新しいモビリティ体験を提供し続けるWHILLの開発をリードする白井氏に、小型モビリティ、自動運転を支える技術と活用シーンについてご紹介いただきます。

Speakers
白井 一充 氏
WHILL株式会社 システム開発部 部長

2010年 ソニー株式会社入社。電子書籍端末やデジタルペーパーの設計に従事。電源回路設計、電源制御マイコンのFW開発、タッチパネルのLinux driver開発などを経験。
ソニー在職中に、週末に趣味でものづくりをする活動を通じてWHILL創業者と知り合い、「新しくて、インパクトがあるものをつくる」という自分の目標にマッチしているとWHILL入社を決意。現在は、システム開発部部長として、自動走行機能や自動停止機能を含むWHILLの制御を統括。

WHILL

「100m先のコンビニに行くのをあきらめる」
一人の車椅子ユーザーの声から始まったWHILLという乗り物。
私たちが作りたかったのは、車椅子の概念を超えるモビリティでした。
目指したのは、デザインとテクノロジーの力を生かした、身体の状態や障害の有無に関わらず、誰でも乗りたいと思えるパーソナルモビリティ。そして、空港、駅、遊園地などさまざまな場所で誰もが好きな時に自由に使えて、楽しくスマートに移動できる新しいサービスの構築です。
それは、近距離の移動における新しいスタイルの誕生。
あたかも、意識することなく誰もが使える「インフラ」のように。
WHILLの挑戦は世界中で続いていきます。
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